障害福祉サービスガイド

WAM NETのオープンデータを基にした障害福祉サービスの検索サイトです。自治体ごとの事業所の一覧を表示するまでを目的にしているので各事業所の詳細は公式サイトやWAMを検索してください。事業所の情報を追加することも可能です。共同生活援助は専用の障害者グループホームガイドもあります。

分析記事

オープンデータを基にした障害福祉サービスの分析記事です。固定テーマで半年ごとに更新することにより長期的価値のある情報を提供します。

障害福祉サービス市場概況分析(2026年3月版)

障害福祉サービス市場は成長率2.9%と安定成長を継続し、総施設数は20.9万施設に到達。2021年11月から約43%増加し、年間平均約8.5%の堅調な成長が継続。保育所等訪問支援+7.7%・就労定着支援+5.3%など専門系サービスの成長が顕著で、株式会社の構成比が38.3%に上昇。量的拡大から質的向上へのシフトが一段と進展。

地域別市場分析(2026年3月版)

障害福祉サービス市場における地域間格差は継続的に是正傾向にあり、大都市圏と地方圏の成長率格差は縮小。人口10万人あたりの施設数は全国平均168.2施設に到達し前回比+3.5%増加。大阪府が26,606施設で首位を維持し、東京都(14,309施設)の約1.9倍の規模。地域特性に応じた発展パターンが明確化し、都市規模別の戦略的展開が一層重要に。

サービス種別トレンド分析(2026年3月版)

2026年3月時点で障害福祉サービス全体の施設数は209,452施設に拡大。保育所等訪問支援が+7.7%でトップ成長率を記録し、就労定着支援(+5.3%)、児童発達支援(+4.6%)、就労継続支援B型(+4.4%)が続く。放課後等デイサービス(25,020施設)と居宅介護(25,386施設)が規模上位で激戦。医療型児童発達支援は-5.1%で唯一の大幅縮小。2021年11月からの5年間で保育所等訪問支援は+152.5%の劇的成長。

事業者類型別ビジネスモデル分析(2026年3月版)

2026年3月時点で株式会社が全施設数の38.3%(80,176施設)を占め、前期比+4.7%と最高の成長率。社会福祉法人は53,782施設(25.7%)で+0.5%の低成長。2021年11月からの5年間で株式会社は+83.2%と圧倒的な成長を示す一方、社会福祉法人は+8.5%と緩やか。事業者規模別では平均定員が株式会社4.9名に対し社会福祉法人11.2名と大きな差があり、事業者類型ごとに異なるビジネスモデルが確立。

定員・利用率分析(2026年3月版)

障害福祉サービス市場の総定員数は1,423,384名で前期比+2.8%増加。療養介護の平均定員87.4名が最大、短期入所4.8名が最小。小規模施設(10名以下)が全体の56.1%を占める一方、大規模施設は平均49.6名の高効率運営。中規模施設の成長率+3.7%が最高で、適正規模への移行が進む。地方圏の平均定員が大都市圏を上回る傾向が継続。

成長機会分析(2026年3月版)

2026年3月のWAMデータ分析から、障害福祉サービス市場における成長機会を特定。首都圏周辺県(神奈川・埼玉・千葉)では引き続き供給不足が継続。保育所等訪問支援が+7.7%と最高成長率を記録し、就労定着支援(+5.3%)、児童発達支援(+4.6%)が続く。人口10万人あたりの全国平均は168.2施設に到達し継続して増加。専門特化型サービス(医療的ケア児支援・強度行動障害対応等)での需給ギャップが明確で、新規参入の余地が大きい。